国際ホテル

今日は日曜日、嫁さんが早めに起きて朝食を作ってくれたので時間ができる。
予定通り、今日返却する「社長忍法帖」のVTRを見る。1965年の作品。
北大OBの設定で瓔珞みがくも飛び出す。
建設会社の話。
期待したよりも面白い。
さすが、森繁・小林コンビ。

朝、国際ホテルのatomさんからメール入っていた。
今日のモメントスさんの撮影の件である。

ちょっとねむいが、今日は外食のため、早く帰ってねるべし。

台風がやってきました

今年はこれで6個目という、まるで金メダルなみの台風ラッシュが続いています。
一応、直撃は避けられたものの、ハンパでない暴風にエライ目にあいました。
(道中編)
今日は西から天気が崩れ、お昼前には台風は九州縦断のコースです。
大方の仕事を午前で済ませ、台風情報をにらみながら、会社の職員を17;00に帰らせました。
これで一安心と思いきや、しばらくしてすっごい強風が吹き荒れるようになりました。
「おいおい」と心の中でつぶやきながら、「まぁ、何とかなるか」と事務所の車寄せにとめた愛車に向かいます。

国道に出るまではたいしたことなかったので制限時速を少し下回るスピートで3速運行しましたが、西に針路をとったとたん、あとはたいへんでした。(汗)
こないだの台風で土砂崩れの起きた国道のあたりは、徐行してすすむつもりでしたが、後ろのワンボックスのねーちゃんが許してくれません。
追い越し禁止の一車線道路ですし、そもそもこの荒天で追い越す根性はなさそうです。
仕方ないのでスピードをあわせて「道の駅」で抜かせてやろうと思いましたが、対向車が多すぎて入れそうになく、そのまんま行きます。
途中、おもりのついた道路標識が風に飛ばされて道の上をゴロゴロしているのを発見しました。
やり過ごすのに冷や汗ものです。
海沿いの道は潮が吹き込んでいるのでしょうか、強い風でしぶきが飛んでワイパーは全開、何とか前方を見極めます。こちらが車列の先頭ですから、容赦なく風雨があたります。速度を40キロ出しているだけに、かなりきつく感じます。

自分の町に着いてホッとしましたが、しかし、とたんに国道におびただしい木の葉が、いや、路側帯には木の枝も飛び散っていたのを認めます。それまではここまでひどくありませんでした。これはハンパではありません。
国道を降りてとりあえず停車し、家で待つ助手君にメールを送ろうとします。
車を止めたら暴風が勢いよくフロントガラスにぶちあたるのがわかります。
何度かメールしようとしたんですが、電波の事情が悪いのかDポケの直送メールが送れません。
まぁ、普段だと歩いて5分の距離まで帰ってきましたから、いざというときは車を乗り捨てて徒歩で帰ることも選択肢に考えます。
道が細くなったのと、山からの吹きおろしにあおられながら、やっとのことで自宅の駐車場にたどり着きましたが、問題はそれからでした。

(自宅編)
とにかく、何が驚いたかというと、自宅に入ろうとしたら、首の辺りにラリアートをかまされてしまったではありませんか。スタン・ハンセン(古い・・・汗)が潜んでいたわけではありません。
「何やねん」と、雨のしぶきで曇るレンズ越しに目をこらすと、黒っぽい紐のようなものが・・・。なんと、首の高さのあたりまで、ケーブルテレビのケーブルが道に垂れ下がっていたのでした。電力会社のケーブルでなくて幸い、あやうく命拾いしました。でも、このシチュエーションも結構危険です。雨の中、玄関のポーチに立って見ていると、表を行く車が次々とこのケーブルに当たりそうになるのがわかります。
しかし、何たる天の配剤、ちょうど縄跳びの縄のように、台風の強い風がケーブルを煽って宙に浮かせているではありませんか。やってくる車は前のケーブルに驚いて減速し、次の瞬間には風で吹き飛ばされたケーブルの下を、次々に縄跳びに入って来る子供のように潜り抜けて行きます。
しかし、こんなアホなことが長く続くわけはありません。じきに日が暮れます。
ケーブルがブチ切れてはうちはTVが見れなくなりますし、だいいち、勢いよく走ってきて不意にラリアートをかまされた車がハンドルをとられて我が家に突入してこられても困ります。

今治を堪能する

denka2004-08-14

今日はかねて公約のとおり、カキ氷を食べに今治に行きました。
愛媛県下に知る人ぞ知る「登泉堂」さんのいちごミルクです。
先週行ったときは、ちょうど前日でストックが切れ、もうお盆の三日分しかいちごが残っていないという店主さんの掲示が出発前日のお店の掲示板に載っていました。(トホホ)

そこで、今回は、前日の岡山行きをキャンセルして満を持して今治に向かうことにしました。
われながら、食べ物のためには手段は選ばない、いい性格をしています。(汗)

ちょうど正午少し前に今治に着きました。
すっかりなじみとなった有料駐車場に愛車を入れて、てくてく歩くこと数分、お店よりも先に人だかりが目に付きました。

今日は、開店早々の時間帯にもかかわらず、先週トライしたときよりもはっきりとした行列ができていました。たぶん20人くらいでしょうか。行列は日陰を求めて交差点の角を曲がりながらなお続いています。
店主さんは炎天下の行列について掲示板でしきりに恐縮されていましたが、ここ数年の「讃岐うどん巡礼」で鍛えられているわれわれにはこのくらい何でもありません。秘境「谷川米穀店」では休日は店の前から川ぞいに行列が続いて橋を渡りきるまで100メートルは人の波です。
まぁ、田舎ではない街中でそんな行列をするわけにもいきませんが、20人くらいなら十分許容範囲であります。
私は、かねて用意のタオルを取り出し汗をふき、退屈しのぎのポータブルラジオを流しながら、やおらairH”を取り出して登泉堂さんの掲示板に書き込みをはじめました。まさに究極の「行列体制」です。
隣りの助手君は今回も日傘をかざしつつ「あぢ〜っ」とわめていてますが、やがて行列が進みだし、お店の中に入ります。

今回は時間帯が早かったせいでしょうか、それともお店の皆さんが行列に慣れてきたせいでしょうか、手際がよかったように思えます。
普段はやらない「合い席」ですが、炎天下でお客さんを待たせることを考えれば正解でしょう。
一瞬、学生時代によくお世話になった新幹線の食堂車を思い出しました。
合い席の相手が若いカップルでなかったら、話しかけていたかもしれません。


(中略)

シネコンで見た「スパイダーマン2」はちょっと「情けない型ヒーロー」に描かれていました。
ほかの部分は、何かコミックから飛び出してきたような非現実さとがアンバランスですが、それはそれでいいのかもしれません。
次に含みを持たすエンディングも、気楽に読めるコミック調です。


(中略)

さて、今日の最後は、ほぼ1年数ヶ月ぶりの今治の焼き鳥です。
建築探偵がここ数年、毎年通っているおなじみの「世渡」さんへ行きます。

18時の開店だと間違えて記憶していたため、予約の電話も入れずに18時ちょうどに店に向かいましたが、着いてみると店の前の広い駐車場はすでにほぼ満杯です。
「おやっ。間違えたかな?(汗)」と思いましたが、まぁ、仕方ありません。
どうやら、お盆のお祭りのため二階のお座敷では宴会があるらしく、一階の小上がりもそれなりに埋まっています。カウンター席には全然余裕がありましたが、結果的にすべりこみセーフ状態でした。
宴席となると、なにしろ焼き上がりを多人数にいっときに配膳しなければなりません。タイミングが勝負ですから、大将はすでにバイトの兄ちゃんたちを叱咤激励して獅子奮迅の活躍です。
「吉良の屋敷に来てみれば、今討入りの真っ最中♪」というのは三波春夫さんの「俵星玄蕃」の一節ですが、ひさしぶりの「世渡」さんもそんな感じ。
今回ぜひ挑戦しようと決めていたコースは、すでにいまのお客さんで手一杯ということであえなく却下。(汗)
どれだけ注文が手一杯かというと、私たちが入って15分もしないうちに大将はかかってきた予約の電話を片っ端から断りはじめました。まだ7時前なのに「もう今日は終わり」といいはじめる剣幕、これでは私たちも、あと10分映画館周辺でモタモタしていたらあやしかった展開です。
しかし、ともかく、すわってしまえばこちのもん。
気を取り直してお目当ての注文をまとめてペンで書いて若いにいちゃんに渡します。
待つことしばし、まず出てきた「皮」のおいしいこと。絶品です。
鉄板焼ならではの火のとおり具合と、甘ったるい特製のタレとがえもいわれません。
ふと横をみると、助手はビールをぐいぐい。今日は運転手でシラフの私は、仕方ないので麦茶をぐいぐい・・・。(ちょっと涙)
それを口火に次から次に出てくるトリさんのおいしいこと、おいしいこと。
期待通り、左党の助手も、甘党の建築探偵もふたりとも大満足の連続でした。


しかし、なんと言ってもここの大将のコワイところは、お客さんの顔をきっちり覚えていることでしょう。
「ここ数年通っている」と書きましたが、「飲んだら乗るな」は交通規則の基本中の基本。このため当探偵局がこの「世渡」さんへ寄るのは年に1度くらいしかありません。
本来日帰りができる距離のため、今治まで泊りがけでやってくることが滅多にないからです。
ここ数年は登泉堂さんでカキ氷を食べるようになって来る頻度も多くなりましたが、夕方焼き鳥を食べて帰るとなると誰かが帰りのドライバー役としてしらふで通す必要があります。こんなうまいもん食べてシラフというのは拷問に近いものがあります。
(助手との力関係でしょうか?今回も探偵所長がその犠牲者を買って出ました。もともと下戸でビール一杯ですぐに赤くなる所長ですから、飲まないと覚悟を決めたら気は楽です。)

したがって、そのうまさと安さにもかかわらず、気軽にちょくちょく来るというわけにもいかないのです。ちなみに、この日は前年の春の連休にすぐ近くの国際ホテルに泊まったとき以来という1年半近いブランクがありました。
しかし、大将はこちらの顔をしっかり覚えていて、「この前来たんはお袋さんと三人やったね」とのたまわれます。
これには参りました。50軒以上の焼き鳥屋さんがひしめく「焼き鳥天国」今治にあって、その四天王と謳われる人気店の大将が、山と押し寄せるお客のなかから、過去せいぜい3度しか来たことのない探偵所長と助手の顔を見分けよるんです。
三歩歩けば何でも忘れる鳥アタマの建築探偵にとってはまさにオドロキの一言であります。
ひょっとすると今治名物の焼き鳥「せんざんき」には記憶力を強化する効能があるのでしょうか?

とにかく、入店後1時間。締めの焼きおにぎりまでいただいた建築探偵と助手はすっかり満腹してしまいました。
お盆の休みはまだ何日も続きます。これ以上食べると体型の復元ができません。(涙)
まだまだ忙しい店内を察し、重いおなかを抱えてお勘定に移ることにしました。

かくして、麦茶と焼き鳥とで満腹した探偵所長は、これからお祭りだよというお城の天守閣を横にながめながら意気揚々と引き上げました。大将、また来るからねっ。

今治日帰り旅行

今日は、床屋さんへ行く日です。
日曜なので最近は日曜・祝日でも開いている格安チェーンのお店に行くことが多くなりました。
以前は、なじみの床屋さんと鏡ごしに気のきいた会話を楽しむ余裕があったのですが、最近は忙しいせいか、休日の1時間を拘束されるのは苦痛になってきました。
多少荒っぽい扱いでも30分で済めば御の字ということなのですが、根がおこりんぼの建築探偵の言うことですから、お店で邪険な取り扱いをされたら、またもとにもどるかもしれません。

で、今回は予定通りの時間で終わりましたので、映画鑑賞がてら今治の「登泉堂」さんまで足を伸ばすことにしました。
最近はシネコンもあっちこっちにできたのですが、ちょうど近場の映画館でちょうどいい時間帯のスタートがありません。そこで、ドライブでの時間つぶしを含めて車を走らせることにしました。

今治到着がお昼ぎりぎりだったので、今回は映画を優先します。
今治シネマサンシャインは久しぶりに来たので、進入路を間違えてしまいました。
なんとかジャストインタイムに到着です。
昔懐かしい「サンダーバード」の実写版リメイクですが、助手も最近のNHKの再放送を見てついていける内容です。このシネマサンシャインは普段自由席ですが、初日の今日もやはり自由席のままでした。まぁ、お客の数もそれなりに少ないため、ベストポジションを占めるにはかえって好都合です。
作品は、マシンのかたちをTV版に一致させてもらいたいという真っ正直な感想を除くと、それなりに楽しめました。
ちょっと遅めの昼食を摂ってから、おやつタイムに「登泉堂」さんまで向かいます。

今回は、出かける直前、HPの掲示板にご主人が「いちごシロップ」の在庫の赤信号を書き込んでいましたので、「いちごミルク」にありつけないのは覚悟の上です。
そのかわり、和三盆糖の「みぞれ」を試すことにしました。

着いてみると、さすがにおやつタイムなのでしょう、入り口には黒山のひとだかりです。
まだ、「長蛇の列」になっていないのが救いです。これは予想外でした。多分、大多数の人は
「いちごミルク」のストックが切れてお盆3日間の限定になっているのを知らずに来たのでしょう。助手君は、「あぢ〜」とか「やけるぅ〜」とかわめいていますが、カキ氷の誘惑には抵抗できないらしく、行列に加わりました。
待つことしばし、やっと席が空きました。予定通り、「みぞれ」を注文します。
するとどうでしょう、「みぞれ」ですから「透明」と思ったら大間違いで、どうやら黒糖なのか、うっすら色がついています。
これに和三盆糖を振りかければ、なかなか乙な味になりました。

次は、お盆限定の「いちごミルク」をゲットすることを心に誓って今治を後にしたのでした。

インターネット授業

台風は昨日の夜に日本海に抜けたが、・・・雨がぜんぜんやみません。
お盆のため、住職さんが拝みに来ます。「今日来るか」と一昨日から毎日準備していたのですが、なにせバケツをひっくり返したような雨です。とても営業用のバイクでは来れません。てなわけで、今日は来客はなし。たまの日曜、お昼までぐうぐうソファで寝て外出しませんでした。

お昼の「もぎたて」は上半期のおさらいということで、お気に入りの登泉堂さんのわらび餅といちごミルクが出ていました。番組を前回見逃しただけにここで見れたのはうれしいのですが、シーズン中にこんなのを流してはまた明日から行列が・・・。(汗)

さて、行列とは無縁なインターネット、昨日と今日、ここで自分に最適なコミュニティを探していましたが、ひとつ、面白いのをみつけました。
信州大学工学部の大学院、学部の取り組みは風の便りに聞いたが、東北大学の大学院もその方向を目指しているようです。田舎に居住していまや社会人大学院への聴講もむつかしい私としてはとてもありがたい話に思えました。
かつ、慶応藤沢キャンパスの試みにはびっくり。
実は、前年、いったん登録だけしようとしてやり方がわからず入り口で挫折したのですが、すごいことに気がつきました。
そう、ここ数年、私が日ごろ参加しているインターネット授業は大阪市立大学市民大学講座で、これは大学の試みとしてはインターネット利用の早い部類だと思っていました。しかし、昨年もそうですが、オンデマンド放送が中途半端なため、聞くほうは長続きしないのです。
ちょうど昔々放送大学の講義をあくびしながら聴いたのと同じ。
あれで、私は一方的な放送授業というのは全然自分に向いていないことを知ったのですが、大阪市立大のそれも基本的には放送授業の域を出ていませんでした。
今年は捲土重来を期してレポートだけはきっちり出したのですが、はっきり言って「双方向」にメーリングリストを使っているため読みにくい・・・。(汗)
その点、今日アクセスした慶応藤沢の取り組みは群を抜いていました。
とにかく、授業の実況中継をそのままオンデマンドでやってくれるのです。
もちろん、パワーポイントも別表示でクリアーに別表示している。また、「学生がそこにいる」ため、授業が平板にならず、したがって放送大学大阪市立大学で挫折した「単調さ」がない。
今日、1年次配当の村井先生の「インターネット概論」の入り口をやっただけだが、最初5分たらずでそのことが痛いほどわかりました。
先生の肉声で講義をしたうえで、TAを巻き込んで掲示板で質疑応答ができる。私にはちょうどいいシステムに思えます。
よって、最近怠け気味の専門知識の再習得については、本ではなく、学校ではなく、この慶応藤沢の講義を中心に各大学のオンデマンド授業を活用することにしました。
なにしろ、SFCにはインターネット関係だけでなく、文学論もあります。
毎日1時間半、半月あれば1講義が完結する。夏休みの有効な利用法でしょう。
うまくいったら、大学院の井原先生にも紹介しなければ。

お昼からやんでいた雨は夜に入って激しい雷雨となりました。
今回の台風は四国に千ミリ以上の降雨をもたらしているそうです。
おかげで水不足の心配はなくなりましたが、そのかわり明日は片付けからはじまるか・・・。(汗)

台風がやってきた

今週の土曜は出勤日。
だいたい、上旬からテンコ盛りだった仕事が一段落した(金曜の生命保険の異動届提出)のですが、ひねくれものの台風がゆっくりやってきててんてこまい。
製造の担当者のケツを叩いて材料を屋内に疎開させました。
帰りに見たら、主材は大きなところは屋内に入れたようですが、一部は入りきらず外に出たまま。あとは文字通りに運を天に任せる一手です。・・・・(汗)

そんなわけで、事務所から帰ったのは早かったんですが、1時間以上かけて本屋をはしごして、楽天マーケットスピードのガイドブックを手に入れました。マンガは明屋で手に入るのだが、きっちり包装しているのは宮脇。まぁ、あそこの店員は美人だから許す・・・なんてね。帰ったときには助手に公約した19時半帰宅を7分くらい越していましたっけ。

帰ってからは買ってきたマンガ三冊を一気に読み、応接間でマーケットスピードのガイドにとりかかりました。エクセルはもともとマクロが苦手でいまいちよくわからないのですが、しかし、やり方だけはわかりました。
世のネットディーラー、最近は常時監視をこんな手法でやっているんでしょうね。
技術の進歩に恐れ入りました。

松江の旅 二日目

denka2004-07-18

今日は今回の旅行で唯一移動のない日です。
城下町をフルに楽しめるということで、助手も私もやる気満々です。

お天気はよかったので、かねて用意の「松江ウォーカー」の一日券を駆使します。
ホテルで出してくれた朝のおにぎりで簡単におなかをつくり、やおら「松江ウォーカーで」塩見縄手に向かいます。バス停とホテルがすぐそこというのはありがたいですね。

お目当ては「八雲庵」です。
前回の旅行で味をしめた助手は迷わず「鴨なん」に行きます。
今回は開店早々に飛び込んだので、店内はすいていました。
そのため、入り口近くに席をとりましたが、松江のHPを見て二階があることを知りました。
「しまった、堀川めぐりの遊覧船をながめながら食べる手があった」とあとから後悔しました。
で、私はざるを頼みます。
お味は格別でしたが、今日はこれが一店目、そんなに全力ダッシュしていては出雲そば食べ歩きツアーができません。

ふたたび「松江ウォーカー」に乗り込み、今度は昔泊まった「ホテル一畑」の海浜公園へ行きます。
たしかここで学生時代わあわあやった記憶があります。

いかんせん、風がつよく、砂が舞う状況でしたので早めに切り上げて再び「松江ウォーカー」車上の人になります。
バスの路線地図で見ると結構大きく思える松江の町ですが、こうやってじかに回るとそう大きな場所でないことがわかってきました。
次の目的地は月照寺松平家菩提寺です。
バス停から西に結構歩きましたが、途中にあった付属の学校の垣根が気になりました。帰路にもう一度通って記念碑を認めましたが、ここは師範学校の跡地らしいです。
旧制松江高校跡に全学統合移転したあと、付属の校舎として再利用したのでしょう。
全然知らなかったので、少し得した気になりました。

さて、月照寺です。
ここは松江一の格式だけに、やはりそれ相応の雰囲気があります。
「松江ウォーカー」の割引券を渡して、お茶券を奮発します。
さて、山のふもとという風情の境内ですが、まず手を清めなければなりません。
見ると傍らに湧き水があります。
ひしゃくを傾けると冷たくて気持ちがいいですね。
ふと振り返ると大きな「雷電為右衛門」の碑がありました。
江戸時代、天下無双の大関として有名です。

お寺は、すでに本堂は建て替えられていましたが、歴代藩主の廟がいかにも風情がありました。
境内にはいたるところに紫陽花が植えられていますが、夏の盛りにもかかわらずかなりの紫陽花がまだ残っています。
蚊を気にしながら、歴代藩主の廟をめぐります。

不昧公の廟に立つと、はるか東に松江城天守閣が見えました。
静かで眺めのいい場所です。

すすんで、有名な石の亀さんも拝見します。
さわると長生きできるというので、助手君と二人でしっかりおさわりします。

ひとまわりしてくたびれたところで、本堂でお茶をいただきました。