松江の旅 二日目

denka2004-07-18

今日は今回の旅行で唯一移動のない日です。
城下町をフルに楽しめるということで、助手も私もやる気満々です。

お天気はよかったので、かねて用意の「松江ウォーカー」の一日券を駆使します。
ホテルで出してくれた朝のおにぎりで簡単におなかをつくり、やおら「松江ウォーカーで」塩見縄手に向かいます。バス停とホテルがすぐそこというのはありがたいですね。

お目当ては「八雲庵」です。
前回の旅行で味をしめた助手は迷わず「鴨なん」に行きます。
今回は開店早々に飛び込んだので、店内はすいていました。
そのため、入り口近くに席をとりましたが、松江のHPを見て二階があることを知りました。
「しまった、堀川めぐりの遊覧船をながめながら食べる手があった」とあとから後悔しました。
で、私はざるを頼みます。
お味は格別でしたが、今日はこれが一店目、そんなに全力ダッシュしていては出雲そば食べ歩きツアーができません。

ふたたび「松江ウォーカー」に乗り込み、今度は昔泊まった「ホテル一畑」の海浜公園へ行きます。
たしかここで学生時代わあわあやった記憶があります。

いかんせん、風がつよく、砂が舞う状況でしたので早めに切り上げて再び「松江ウォーカー」車上の人になります。
バスの路線地図で見ると結構大きく思える松江の町ですが、こうやってじかに回るとそう大きな場所でないことがわかってきました。
次の目的地は月照寺松平家菩提寺です。
バス停から西に結構歩きましたが、途中にあった付属の学校の垣根が気になりました。帰路にもう一度通って記念碑を認めましたが、ここは師範学校の跡地らしいです。
旧制松江高校跡に全学統合移転したあと、付属の校舎として再利用したのでしょう。
全然知らなかったので、少し得した気になりました。

さて、月照寺です。
ここは松江一の格式だけに、やはりそれ相応の雰囲気があります。
「松江ウォーカー」の割引券を渡して、お茶券を奮発します。
さて、山のふもとという風情の境内ですが、まず手を清めなければなりません。
見ると傍らに湧き水があります。
ひしゃくを傾けると冷たくて気持ちがいいですね。
ふと振り返ると大きな「雷電為右衛門」の碑がありました。
江戸時代、天下無双の大関として有名です。

お寺は、すでに本堂は建て替えられていましたが、歴代藩主の廟がいかにも風情がありました。
境内にはいたるところに紫陽花が植えられていますが、夏の盛りにもかかわらずかなりの紫陽花がまだ残っています。
蚊を気にしながら、歴代藩主の廟をめぐります。

不昧公の廟に立つと、はるか東に松江城天守閣が見えました。
静かで眺めのいい場所です。

すすんで、有名な石の亀さんも拝見します。
さわると長生きできるというので、助手君と二人でしっかりおさわりします。

ひとまわりしてくたびれたところで、本堂でお茶をいただきました。